マジックを始めたころは
「俺が選んでデッキに入れたカードが強い!」とか
「デッキが意図した通りに回って勝った!」とか
加点方式で何をやっても楽しかったけど、
トーナメントで勝つことが目的になってくると、
(神の視点から見たような)ベストな選択があって、そこからどれだけ外れたか(ミスをしたか)みたいなことばっかり自分の中で目立ってきて、減点方式になるよね。

そんなすごい話でなくても、ミスが多くて負けが混んでくると、ひどい時には「もうこんな辛い思いをするならマジック辞めたほういいんじゃないか」まで行ってしまう。
でもミスを減らすことが上達方法として一番わかりやすいわけだから、無視するわけにもいかない。
勝ちたいんだったら辛くたってちゃんとミスを分析して対策を立てなきゃならない。
そこまでしてたら仕事じゃないのか、やりたくないことまでやるのは果たして趣味なのか?
でもやんなきゃ勝てないからつまらなくなるんでやんなきゃならないでしょ、と嫌なループに入ってしまう。

減点方式って辛いんすよね。
余談だけど、自分は昔シューターで、全クリまでは楽しくってそこからのスコアアタックになってくると途端にモチベーションが落ちてしまう。
完璧な結果があって、そこからいっこでもミスするとリセットしたり。
ストイックにそこらへんを突き詰めていける人って本当すごいと思う。

マジックでそんな辛いわー、って時は、初心に返って加点方式で
「昨日の自分より成長しているか」を意識していくといいのかもしれない。
「サイドボーディングのプランで勘違いしていたところを修正できた」とか
「特定のマッチアップでのプレイの指針を変えることができた」とか。

ミスしたことってのは、その成長のためのきっかけと捉えればいいのではないか。
なんて偉そうなこと書いたけど、そんなのもただの理屈でしかなくて、凹むときは自分を殺してやりたいぐらい凹むし、理屈一つでポジティブになれれば苦労しないんだけどなー

漠然と考えていたことをテキストにしていったらなにかいいことがあるかとと思って書いてみたんだけど、
また辛くなったら振り返るために残しておくのにいいかな、と思い残しておくことにしました。
自分と同じようにメンタルが弱い人の一助になれば幸いです。

コメント

ラッチ
2015年7月1日1:06

自分だけでなく他人を褒める時も減点じゃなくて加点方式のほうが有用だな、って思いました、。

ラッチ
2015年7月1日1:06

褒めるじゃなくて教える、か。

DDD
2015年7月1日12:24

そうですね。
どうしても間違えてほしくないことについては、減点方式になっちゃうところはありますけど。
モチベーション上がるのは加点方式ですよね。

中野↑くん↓
2015年7月1日15:16

モチベ維持が一番大事だけど一番難しいってそれ一番言われてるから(一番)

やめたくなりますよぉ~ってなる時もいっぱいあるけど、結局続けてるからやっぱ俺MTG好きなんすねぇ~ってなりますなります。

DDD
2015年7月2日9:03

やめるやめる言っても結局続けてるんだからねー
なんだかんだで好きなんだろうなーって気がしてます
負けたら負けたで「次はこうすれば勝つかも」って思えるうちが華ですなー

ガル・バノス
2015年7月2日20:12

つまらなくなったときは環境のどうしようもない適当なレアカードデッキにぶちこんでフライデーに出ると、意外に新しい発見があって楽しくなってきますよ。

DDD
2015年7月2日23:14

結果だけを求めないで、発見を重視したほうが楽しめるんでしょうね。
自分は勝てないと楽しくないのでなかなか難しい…
DDD

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