老害の昔語りはまだ続くのです。
誰が読むんだろうこれ、って考え始めると書かなくなってしまうので自分のために書くのです。

・テンペスト
 意外なほどにパワーカードに溢れていて、周囲でも結構な盛り上がりが。
 特に赤単は安くて簡単、と初心者にも大受け。
 創意工夫をこらした(検証しないで妄想した)自前のデッキがことごとく赤単に倒されると、
 「こんなバカ単デッキ相手にしてられるか!俺は《寒け/Chill》を4枚積む!」
 と言い始めて青単に走る者や、
 「《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》を《死体のダンス/Corpse Dance》すればいいじゃない」
 と言う者も。

 環境初期は見向きもされず、ただのネタカードと思われた《呪われた巻物/Cursed Scroll》は、評価され始めてからはビートダウンならとりあえず4枚積むカードに。
 白ウィニーも黒単も赤単も、《呪われた巻物》4枚からデッキの構築がスタートしていたような気がする。
 
 自分はというと、ウェザーライトが出てから5CGをメインに、メタ用に単色デッキ使った感じ。
 《貿易風ライダー/Tradewind Rider》が5CGに入る、と聞いて半信半疑だったものの、マナクリーチャーと《ハルマゲドン/Armageddon》デッキに、これ以上相性のいいカードはない、ということがわかって、即トリコになってしまった。
 勿論《神の怒り/Wrath of God》には泣かされたんだけど…。

 関係ないけど、自分はその頃、並行輸入してる業者からボックスを購入するのが定番だったんだけど、スターターを1BOX分注文したら、構築済みが1BOX送られてきたことがあってかなり迷惑したことがあった。

・ストロングホールド
 テーマは「壁」だったようで、自分が大好き過ぎて困るぐらいの《花の壁/Wall of Blossoms》が入ったセットでもあった。
 墓地活用もこのあたりから本格化してきて(ウェザーライトの《アーテイの使い魔/Ertai’s Familiar》もそうではあったけど)、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》から墓地を肥やして《生ける屍/Living Death》なんて豪快なコンボも。
 自分は遊戯王を読んでなかったけど、《生ける屍》を元ネタにした「リビングデッドの呼び声」ってカードが出てたような。

 自分は《貿易風ライダー》ゲドンが大好き過ぎて、《根の壁/Wall of Roots》《花の壁》《スパイクの飼育係/Spike Feeder》を入れたデッキを組んだりしてた。
 《適者生存/Survival of the Fittest》《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》の登場は次のエクソダスまで待たなければならないけど、前身のNWOはこの頃に既にあって、マナクリーチャーや壁を《自然の秩序/Natural Order》でサクって《新緑の魔力/Verdant Force》をプレイしたり、そこから墓地に落ちたクリーチャーを《生ける屍》する動きは「変態デッキ」っぽく、一部で愛好されていた。

コメント

nophoto
ぽちょむきんすたー
2013年10月24日11:21

楽しみにしてますよ、これ!
この頃だと、DDDさんとの初対戦はプロスブルームだったなとか、タッチ緑のラスゴゲドン対4色カウンターハンマーのコントロール対戦とかなつかしいっす。

DDD
2013年10月26日23:58

ありがとうございます。
誰かが読んで楽しい、ってのがあれば励みになります。
ロートルが「昔は良かった」って愚痴ってるみたい、って見られたくないなあ、ってのがあって。
気にすることでもないかもしれないですけどね。
DDD

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