鈴木みそってあんまり好きな漫画家じゃなかったんだけど「銭」は文句なしで面白い。
難しいテーマをさらっとまとめていて非常に読みやすいし、単純に知識欲を満たしてくれるネタが多い。
要所要所、つまんないギャグで滑るところは勿体ないけど。

で、本巻が最終巻で完結なんだけど、最後に持ってきた「お金自体の価値は、人生の意義は」ってテーマはすごく良かった。
「お金のために働く必要がなくなったらどうする?」ってのはよく妄想こそするんだけど、そこに人生の意義ってのがあるってのは合点。

そこで終わっておけば良かったのに、夢をネットワークで繋ぐマシン云々はやっぱ蛇足な気がするなあ。

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