06月09日付 日経新聞の報道「銃刀法規制強化も検討 秋葉原無差別殺傷で官房長官」へのコメント:
非常に悲しい事件でしたが、銃刀法規制強化が再発防止に繋がるかと言えば、全くそんなことはないと思います。
サバイバルナイフが手に入らなければ今回の事件を未然に防ぐことができたでしょうか?
そんなことがあるわけもなく、代わりに刃渡りのある出刃包丁なり刺身包丁なりを代用したに過ぎないでしょう。
そんなことはちょっと考えればわかります。
結局のところ、再発防止のためのデモンストレーションに過ぎない気がします。
実効はないにせよ、それで国民の安心が買えるのならそれも政治なのかもしれませんが、必要のない規制が増えていく風潮は好ましくないですね。
非常に悲しい事件でしたが、銃刀法規制強化が再発防止に繋がるかと言えば、全くそんなことはないと思います。
サバイバルナイフが手に入らなければ今回の事件を未然に防ぐことができたでしょうか?
そんなことがあるわけもなく、代わりに刃渡りのある出刃包丁なり刺身包丁なりを代用したに過ぎないでしょう。
そんなことはちょっと考えればわかります。
結局のところ、再発防止のためのデモンストレーションに過ぎない気がします。
実効はないにせよ、それで国民の安心が買えるのならそれも政治なのかもしれませんが、必要のない規制が増えていく風潮は好ましくないですね。
コメント
現実的に考えれば殺傷行為自体が目的である犯罪を抑止する方法はほぼ被害者側の自衛以外に無く、特に今回のような通り魔的犯行の場合は未然に防ぐ事は事実上不可能であると言えます。
ですが政治が社会秩序の維持を目的とする行為である限り、政治家が「防ぐ事は出来ない」とは言えない訳で、なんらかの対応を取らざるを得ない事になります。
そうなれば今回犯行に関与した要素のうち、規制が容易であり、かつ規制による社会への影響が少ないサバイバルナイフを規制対象とする事が最も合理的な選択だと言えます。(よく護身用として刃物を持ち歩く人の話を耳にしますが、訓練も受けていない素人が刃物を所持した所で、それが護身用として体をなすかは甚だ疑問です。恐らく催涙スプレーの類を所持した方が遥かに効果的でしょう。)
勿論闇雲に規制を強化し、それだけでよしとする事は問題ですが、今回の場合はそれに該当する物ではないように思えます。
たまたま今回は銃刀法規制の強化ということで、ナイフ好きが割を食ったわけですが同じ方法論を続ける限り、今後も同様な措置が取られていくと思います(漫画・ゲーム等の暴力表現の規制等)。
私は特にナイフ好きではありませんが、良心的な愛好家は理不尽を感じているはずです(護身用という理屈は確かにおかしいですが)。
私は専門家ではないのでいい代案は出せないのですが、
「無駄なんだけど仕事はしなきゃならないから、マイノリティに割を食って貰おう」
という為政者の考え方は安易だとも思いますし、危険だと思います。
『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』
ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。