【MTG】《世界粛清/Worldpurge》を考える
《世界粛清/Worldpurge》
{4}{W/U}{W/U}{W/U}{W/U}
Sorcery
Return all permanents to their owners’ hands. Each player chooses up to seven cards in his or her hand, then shuffles the rest into his or her library. Empty all mana pools.
--
ソーサリー
すべてのパーマネントをオーナーの手札に戻す。各プレイヤーは自分の手札にあるカードを最大7枚まで選び、その後残りを自分のライブラリーに加えて切り直す。すべてのマナ・プールを空にする。
僕らの夢と希望が詰まった、あの《激動/Upheaval》が帰ってきた!
コストがちょっと重くなって、マナ・プールが空になってしまうけど!

恐らくデザインチームでは下記のようなやりとりがされていたに違いない。

「《激動》再録すれば盛り上がるんじゃないすか?」
「ざけんな。あれはデザインしたときはそうでもないと思ったけど、
 実際使ってみたらクソみたいにカードパワー高かったじゃねえか。
 しかも、《サイカトグ/Psychatog》、こっちもネタカードと思って出したら激強だったし」
「んー、じゃあちょっとマナコスト重くしますか?」
「ちょっとやそっとじゃ駄目だ。10マナぐらいにしなきゃ許さん」
「それじゃ《星の揺らぎ/Sway of the Stars》と同じ運命っすよ。
 一部の電波受信者以外、誰も手をつけなかったじゃないすか」
「じゃあ間を取って8マナで勘弁してやる。
 ただ、《激動》→《サイカトグ》みたいな動きは勿論、
 《激動》→《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》も許さんからな。
 いや、むしろそのターンにそれ以上動くようじゃ駄目だ。
 これを打ったらターンエンド、それをテキストに付け加えさせて貰う」
「そんな!悪用されそうなこと全てを先回りして潰されたカード、ユーザーが喜ぶと思いますか?」
「仕方ない、じゃあマナプールは空にする、これでいいだろ」
「なんかあまり変わらないんすけど…もういいや、それでいいすよ」

で、だ。
ここまで可能性を潰されたカードをいかに使うか、ってことに執念を燃やすのが男ってやつで。
マナが空になってしまう、ってことはそのターンに使えるマナは解決後にプレイした土地から出るものだけ、
マナを使わずにプレイできる強力なカードがあれば言うことはないんだけど、そんなものがあれば苦労しない。
いや、あった。待機持ちカードである。
もっと言えば《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》である。
《大いなるガルガドン》が待機状態の時に《世界粛清》をプレイ、時間カウンターが1個残るまで土地等のパーマネントをサクり、《世界粛清》解決後に土地をプレイしてサクる。無人の荒野を9/7が駆け抜ければ《激動》《サイカトグ》の再来と言ってもいいだろう。

と、いうわけで明日以降気が向いたらその手のデッキを考えたいと思います。

実は《大いなるガルガドン》《世界粛清》よりも、《目覚ましヒバリ/Reveillark》《世界粛清》の方が現実的じゃないのかと書いてる途中で気付いた…。まあいいや。

コメント

DDD

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索