ひさびさに更新。
念願の予選抜けだったんで、記念碑的に残しておこうと思った。

早朝6時半、SROくんを先週納車されたばかりの新車(!)に乗せて福島を出発。
会場は駐車場があるのがありがたいが、キャパはせいぜい5,6台だったはず、と思い8時半到着を目標とする。
土曜も仕事は午前様だったので、飯、風呂、カード探しと構築で結局寝たのは3時だった。
目標1時就寝は血迷った《ロウクス/Rhox》探しでもろくも崩れ去ったわけだ。結局使わなかったけど。
で、無事8時過ぎに到着。先客のいわき勢に挨拶しつつ、駐車場のチェーンが降りるのを待つ。油断すると落ちそうになる。会場入り前から試合は始まっていたのか。
会場に続々集まる人たちは126名にも登り、定員100名の会場はさながら避難民収容所と化した。
3回戦までは変則的な入れ替え制の大会進行となる。
寝不足のせいか、緊張のせいか、はたまた普段取らない朝食を取ったせいか、胃が痛くなってくる。

◆1回戦 2-0(VS 赤白抹消)

秋田の某さんは、構築戦のPTQがあるとみかける人で、年にこういうときしかマジックをやらないらしい。
で、メタとかそういうものとは超越したマジックをしているようで、前回のエクステンデッドのPTQでスニークを使っていたのが記憶に新しい。
で、そんな人としょっぱなで当たってしまって一体どうしたものかと思う。
具体的には《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で何を宣言すればいいのか。

相手3ターン目に平地平地山から現代の《プロパガンダ/Propaganda》こと《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》。
《創造の標/Beacon of Creation》からのトークンがほぼ意味をなさなくなったところで、返しのこちらは《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイ。
《亡霊の牢獄》を使ってくるぐらいなんだからクリーチャーコントロールと考えて間違いあるまい、と判断し《神の怒り/Wrath of God》を指定。
手札に1枚、ライブラリをサーチすることでデッキの全容が明らかになった。

このデッキはマスデスカードの束ですか。

《神の怒り/Wrath of God》筆頭、
《紅蓮地獄/Pyroclasm》、
《火炎崩れ/Flamebreak》、
《抹消/Obliterate》などなど。
どうやらブーストしつつ《抹消》したり《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》だし、《火の玉/Fireball》《猛火/Blaze》したりするデッキらしい。
《マナの地鳴り/Mana Seism》まで入っている徹底っぷりだ。
返しに《弧炎撒き/Arc-Slogger》を展開され、こちらは《創造の標》で時間を稼ぎつつ《永遠の証人/Eternal Witness》で《頭蓋の摘出》を回収したり、2枚目を引いてきたり、で連打するプレイ。
《抹消》こそ抜いたものの、X火力を引かれれば昇天確実、でもなんとか《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の助けも借りて1本先取。

2本目も同様に《頭蓋の摘出》連打から《火と氷の剣》で取る。
遊びに来ている人に(調整不足とはいえ)ガチなデッキで当たるのは申し訳ない気分。
何言ってるんだ、オレ。これは日本選手権予選ですよ(笑)。

◆2回戦 2-1(VS CO)

いわゆる同キャラ。
この手のマッチアップはだるくなるのが定番で、《火と氷の剣》を持った《極楽鳥/Birds of Paradise》やら《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》やら、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を引いた方が勝ちだったり。こっちは《梅澤の十手》入れてないけどね。
1本目はこっちがクリーチャー沢山、2本目はあっちがクリーチャー沢山、3本目は(以下略)で勝ち。
微妙な攻防の機微もあったけど、忘れた(笑)。
2本目は《頭蓋の摘出》を撃たれたのでほぼ同じ構成とみて間違いなさそう。

◆3回戦 2-1(VS 5カラー巫女)

カウンターして、ラスゴ撃って、証人で回収するデッキのようだった。
基本的にはマストカウンターを沢山引いたこっちが1本先取、
だらだらしてて《粗野な覚醒/Rude Awakening》撃たれて2本目取られ、
3本目は土地1枚+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》でキープした相手が土地が伸びずに、こちらは《すき込み/Plow Under》連打するパターン。
申し訳ない。

◆4回戦 2-0(VS 青コン)

ここらへんから頭がおかしくなってくる。
記憶が途切れがちなんで、箇条書きで。

・こっちは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》と《ちらつき蛾の生息地》で2点ずつ殴る。
・こちらが動かないので《知識の渇望/Thirst for Knowledge》で増えた手札をディスカードし始める対戦相手。
・相手の土地は伸び悩み始めるが、こっちの土地は伸び続けるので、《マナ漏出/Mana Leak》をかわしたり、 1ターンにマストカウンターを2枚撃てるまで動かないことにする。
・相手は手札しゃかしゃかやる癖があるようで、その都度ちらちら手札が見えたりする。
カウンターの種類と枚数を確認しつつ、優先順位の低いものから順にプレイしていく。
・《トロールの苦行者/Troll Ascetic》をカウンターさせつつ、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》を《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》で割ったりしてクロックを維持する。
・溜め込んだ《創造の標/Beacon of Creation》を連打して1枚通し、殴りきる。

2本目は《師範の占い独楽》の起動を間違えたプレイミスから堰を切ったかのようなミス連発。
自分のトークン出てるの忘れてたり、殴るの忘れてたり、ダメージ計算間違ったり。
もう、対戦相手がいらいらしてきてるのが明らかで、そんな中でもこっちはミラクルドロー連打なもんだから、いや本当申し訳ない。

◆5回戦 2-0(VS 青入りトロン)

青トロンじゃなくて、《歯と爪/Tooth and Nail》のトロンに青をタッチした印象。

ブンブン回ってしまって早々に2本先取。浅ましいプレイで、なんとも申し訳ない。

ってなわけで、その後は2回IDして5-0-2で無事予選突破。
一時期、あんなに渇望していた予選突破だったのに、モチベーション下がりまくりの今になって抜けるってのはどういうことなんですか。
デッキは脳内でしか回してないし(ここ1月毎日仕事が午前様だったので)、構築だって会社のトイレで携帯のテキストメモ使って構築する始末。
今回ほどマジックが運ゲーであることを実感したことはありません。

いや、勿論すごく嬉しいけどさ。

>遠距離
デッキリスト、サイドの《仕組まれた疫病/Engineered Plague》は《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》ですよ(笑)。

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DDD

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