書評までいかない、突っ込みたいところを突っ込むだけの駄文です。

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ISBN:4594044182 単行本 日本オタク大賞実行委員会 扶桑社 2004/03/27 ¥1,600

総じて面白かったけど、岡田、唐沢の切れ味が悪くなった、って言うか、やっぱりこの人達の守備範囲ってのは限られてるんだなあ、って思うことしきり。
最近のことになると、からきしなわりに、特撮とかDVDボックスの話は生き生きしてるんだよね。

基本的にオタクは自分の好きなことだけとことん突き詰める人たちなので、最近の事象には興味がないのかもしれない。
一オタクとしてはそれでいいのかもしれないけど、語る立場に立つんだったら勉強もしなきゃ駄目だと思うんだけどなあ。
あ、あと唐沢は
「仕事のスタッフの悪口はさすがに俺も言わないね。弟子だったころのあなたの悪口は言わないよな」
っていう発言があったけど、元弟子の伊藤(バカ)くんの悪口は執拗なまでに言ってたよね。その辺は認識が違うのかな。
「ほしのこえ」ベータで観た、ってのも引っ張り過ぎな気が。
一度聞くだけなら、あははで笑って済ませて終わりだけど、冷静に考えれば何の意味もない行動だよね。
ソースがネットかDVDかわかんないけど、結局わざわざベータに落として観たんでしょ?必然性がない。伊達と酔狂にそんな突っ込み入れてもしょうがないのかもしれないけど。

あとは(放送後にネットでも言われてたけど)萌え部門の突っ込みの甘さが目立つ。
私も上記の「好きなことだけやってる」人なので包括的に萌えを語ることなんて全然できないレベルなんだけど、流石に「成恵の世界」「東京ミュウミュウ」は微妙過ぎじゃないのか?
つーか3Dなんかに萌えるわけがない、って事実を本能でわかってないようなやつを萌え審査員にする時点で間違ってるような気がする。

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と、まあオタク特有の神経過敏さとか、同属嫌悪(彼らと同属ってのいうのはおこがましいかもしれないけど)みたいなものを吐き出してしまいましたが、年表(?)や注釈を読んでるだけでも楽しいし、いい本だと思います。買ってよし。

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