香港37日目

2004年3月16日 香港
社会のルールってのは何のためにあるのか。
と、まあそんな大それたことを考えたのにはわけがあって。

こっちの人間、自分勝手過ぎ。
察しとか、思いやりとか、遠慮とか、謙譲とか、そういうものはやつらにとって美徳じゃないんだろうか、って思うことしきり。

地下鉄に乗ろうとしたとする。
日本人は何も言わなくとも、ドアの両側に並んで降りる人を待つ。
こっちの人、降りる人も乗る人も一斉に動くし。
そんなんじゃ入り口つかえるの当たり前だろうと。
そこでちょっと考えればルールみたいなものが出来そうだろう、と。
乗る人か、降りる人か、どっちかが動き終わるのを待ってから動けばいい。
で、降りる人が先のほうが、車内に人が少なくなるだけに動きやすい。
中学生だってわかる論理だ。
それなのに、なんでお前ら我先に動こうとする?
乗る回数も降りる回数も、一緒なんだから譲ったって損することなんだぞ、と。

簡単なルールを作れば、それを守ればそりゃちょっとは不便を感じるだろうさ。
でもルールに自分も守られる、ってことをなんで考えないのか。

って、それが国民性の違いってやつですかそうですか。

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DDD

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