こっちの人間は愛想笑いをしない。
いや、逆に言えば世界じゃ日本人ぐらいしか愛想笑いしないんだろうか?

毎日高い物ばかり食ってちゃいけないから、って思い、地元の大衆食堂に入ったと思いねえ。
店の外に出ているメニューは英語も併記してあるから、英語が通じると思って不思議はない。
で、炒飯っぽいやつを(片言の)英語でオーダーすると、5割ぐらいの確率で
「ホンニャハララアチョーアチョー」
って言われるわけだ。
こっちには中国武術の心得などないわけだから、一生懸命英語のメニューを連呼するわけなのだが、そんな技が通じるわけもなく。
メニューを持ってこさせて"This one!"って言うしかなくなる。

まあ、それはいいとして、そんな状況の時、店員は笑みのひとつも浮かべないのだ。
文字通り、怪訝な顔をする。うざそうな顔をする。
これが逆の立場だったとしたら、日本人は曖昧な笑みを浮かべながら一生懸命対応しようとするんじゃないだろうか。
うざいなあ、って思いながらも。
誰もが真実を映し出す心の鏡を持つわけじゃないんだから、表面的でも愛想ぐらいよくしてくれたっていいじゃないか。
こっちは疲れてるんだから、気持ちよく飯ぐらい食わせてくれよ。

と、まあ勝手な外人はそう思うわけですよ。

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DDD

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