香港18日目

2004年2月26日 香港
ハゲになったらどうしようかと考えた人は結構いると思う。
頭頂部が薄くなりすぎたオヤジが、側頭部から無理矢理髪の毛を持ってきて、ちょっと前の言い方をするならバーコードみたいにしているのも、珍しくない。
そんなオヤジを見て非常に情けないと言うか、せつないと言うか、いとしいと言うか(それはない)色々な感情が湧いてくるものだけれど、こう考えたことはないだろうか。

「未練がましいことなどせずに、ハゲになったら坊主にする」

男らしいと思う。自分もそうしようと思っていた。
今日、職場で本当にそうしている人を見るまでは。
やっぱ実際に見てみると、情けない。
頭を剃っていても、真ん中とサイドの色が微妙に違う。
髪の毛のある人が坊主にしたのと、明らかに違うのがわかる。
ああ、この人はハゲになったから坊主にしたんだろうなあ、というのがわかる。
坊主にした、ってことは、ハゲだってことを気にしてるってことだ。
重要なのは、ハゲなことが恥ずかしいんじゃなくて、ハゲなのを恥じて小細工をしているのが恥ずかしいのだ。
その点ではバーコードと大差ない。

ハゲはハゲでそのままなのが一番なのかも。

蛇足。福島の職場にも坊主にしている人がいて、その人は似合っていた。
気にするような人じゃないから、なのかな?

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DDD

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